今年もクリスマスがやって来ました。私は、幼い頃近所の教会の日曜学校に通ったり、ミッション系大学でキリスト教学を学んだりしましたが、クリスチャンではありません。でも、クリスマスにサンタがプレゼントを持ってやってくるという逸話は、夢があって大好き。幼児期に青い目の人形を望んで、クリスマスの朝、枕元で見つけた時の喜びは今でも鮮明に覚えています。
わが子にも同じ感動をと毎年クリスマスシーズンはワクワクしながら、細心の注意を払い準備していました。クリスマスのグッズは毎年ひとつずつ買い足して飾りつけ、当日までいざないます。プレゼントは、子どもたちが幼い頃は大人が遊んで欲しいと思うものを。小学生頃からは、欲しいものをサンタさんにお願いするようになるので、希望に沿ったものを手に入れる。誕生日とクリスマス以外はほとんどおもちゃを買わないので、少し高価でもOK。人気商品は品切れになってしまうこともあるので、気をつけないと。保管場所にも注意して、子どもたちには当日の朝まで絶対に知られてはなりません。
いよいよイブ、わが家は集合住宅なので、ベランダの鍵を開け、子どもたちの感謝の手紙やちょっとしたおやつや飲み物を用意して、就寝。翌朝の喜びようったら…。
「サンタさんは、ちゃんとお願い聞いてくれた」とか「あっ、これ本命とどっちにしようか迷ったやつだ。サンタさんはどうして分かるのかなぁ」「友だちがサンタはいないって言ったから、僕もいないって言ってごめんなさい」などなど…。子どもたちは、
サンタさんの存在を中学生ころまで信じていました。長女は高校生になっても信じていましたが、ある日家計簿を見て分かってしまったそうです(トホホ)。
子どもたちが成人してからは、両親も一緒にレストランでのクリスマスディナーを10年以上続けていましたが、長女が母親になり、孫が二人になったので、以来ホームパーティーが続いています。今年は、ローストチキンとグラタンとポテトサラダ、子どもも大人も大好きなメニューにココ・ファームのワインとジュースで乾杯。みんなたくさん食べてくれるので、作り手としても大満足。
そして私は、毎年サンタとは別に家族全員に靴下をプレゼントしています。その数が減ったり、増えたり、月日の移ろいを感じながら…。
長女は私を継承し、孫たちに夢を与えています。次女には未だにサンタさんがやってきて、クリスマスの朝、プレゼントを開けていました。大人も子どももワクワクするクリスマス、だい、だい、だーいすき!