vol.48 乗馬に夢中メインビジュアル

2024.04.25

私は今乗馬にはまっています。乗馬と言っても乗馬クラブの馬ではなくポニー牧場のポニーに乗るのです。

そもそも私とポニーとの付き合いは次女が小学校入学後、ポニースクールかつしかに登録したところから始まりました。それは、事業を葛飾区から委託されている公益財団法人ハーモニーセンターとの付き合いの始まりでもあります。

次女が二十歳まではポニースクールでお世話になり、その間にハーモニーセンターが所有する相馬ポニー牧場のファミリーキャンプに2回、蓼科ポニー牧場のファミリーキャンプに1回参加したり、息子が中学生の頃ポニーキャンプに送り込んだりしました。葛飾幼児グループでは、やはり委託されている上千葉砂原公園でポニー教室をお願いし、いろいろと教室の内容について話し合い、ニックネームで呼ばれているスタッフの方々とも交流させていただきました。

次女がポニースクールを修了した時にさて?と思ったとき、車で1時間ほどの所に小貝川ポニー牧場があり、レッスンを受けられることを知り、これからは私も一緒に楽しもうと月2回通うようになりました。それまでポニーキャンプで何度か体験していた乗馬でしたが、通い始めると奥が深くて面白い、楽しい、やみつきになりました。軽速歩(けいはやあし)に慣れてきたころ、母の介護、続いて父の介護、父が亡くなるまで約10年のブランクがあり、再び月2回通い始めて2年経ちました。

軽速歩で緊張しなくなったころには駈歩(かけあし)が夢になりました。「駈歩が夢なんです」と告げたらスタッフが「出来ますよ。夢じゃなくて今年の目標にしましょう!」と言ってくださり、夢じゃなくなりました。今年度は特に月2回せっせと通い、3月21日、とうとう目標に手が届きました。駈歩が出せてバランスを保ちながら走り続けることが出来たのです。何度も何度も。これまで駈歩になるとそれまでと打って変わって緊張していたのに、駈歩が出せた時の感激、嬉しくてうれしくて、忘れません。もちろん馬は生きていて、その時々の調子もあるし、馬それぞれの個性もあるし、まだ、いつも同様に乗れる訳ではないと思いますが、またすぐにでも味わいたい。

昨年秋から孫たちを連れて蓼科のファミリーキャンプにも参加しています。そちらで大きな馬に乗るのもまた楽しい。馬の世話や馬房掃除もするので、さらに馬が可愛くなります。「乗馬は年齢に関係なく楽しめますよ」とは、小貝川ポニー牧場の所長フッカーの言葉です。