Vol.31 ハワイ、ハワイ~と来てみたけれどメインビジュアル

2017.12.05

この夏は、ハワイにも行って来ました。次女は予想通り、行きの機中でずっと起きていて、午前中にホノルルに着いてからも夜まで寝ず、睡眠不足がたたって4泊6日の旅行中、ずっと暴言他害のオンパレード、2日目からは、車に乗れば即座に寝てしまい、4日目は水族館のベンチでも寝る始末。暴言の方は幸い言語が違うので、あまり気づかれることがなかったけれど、レストランで後ろに座っている中年男性の肩をつねった時は、さすがに大慌てで、Sorry,sorryと次女も促して平謝り。次女を見て察してくれたのか、It’s OKと言って許してもらえたけれど、本当に大変でした。
ホテルの部屋や家族だけの時は平和で楽しかったし、海に入った時は、ゆったりまったりいつもの可愛い次女に戻っていたのですが…以前、長女と二人でニューヨークに行った時も同様のことがあったそうです。

さて、ハワイにまつわる好きな映画と言えば、「ホノカアボーイ」。8年前、初々しい岡田将生が主演し、倍賞千恵子が助演した吉田玲雄原作の小品です。そこで、今回初めてのハワイにもかかわらず、2日目に日帰りでハワイ島に渡ってきました。ヒロ空港からホノカアを目指してハワイ島を半周するドライヴ旅。途中のTEX DRIVE-INのマラサダが絶品です。ワイキキに近い行列の出来る有名店より、ずーっと美味しい。ハワイ島を訪れた際は、ぜひご賞味あれ!

そこからすぐのはずのホノカアの町に辿り着かない。どうやら道を間違えたらしい、と気付いてUターンすると、何故か渋滞にはまってしまった。何でこんなところで?全く進まなくなってしまい降車して前方を見ると、何と物凄く大きな木が倒れて道を横断している。少し前に通ったばかりなのに、重機が到着しない限り先へは進めそうにない。パトカーが迂回した方が良いと1台1台に声をかけている。すぐ後ろの地元のお兄さん曰く「待つしかない」。行先を聞かれてホノカアと答えると驚いて、「何もないよ」。その先のワイピオ渓谷は、「レンタカーでは下まで行けないけど、上から見るだけでもきれいだから絶対に行った方がいいよ」と教えてくれました。しかし、このまま待って時間切れでホノカアに行けなかったら悔いが残るので、迂回することにしました。

ようやくホノカアに着くとすぐに映画の冒頭、主人公のレオが、大きな小麦粉の袋を抱えて渡る横断歩道に出くわし、「あぁ、ここ、ここ」。そして、物語の重要なポイントである映画館があり、覗いてみるとロビーもそのまんま。このポップコーンの機械の横に、いつもお爺さんが座ってた!ここで松坂慶子演じるエデリがビーさんのマラサダを売っていた!「私たちはホノカアボーイが大好きで、ここまでやって来た」と言うと、家主が「どうぞ劇場の中も見ていいよ」と案内してくれました。その後、通り沿いの町並みを少し散策するだけで、もうワイピオまで行く時間はなく、飛行機の時間にせかされるようにして帰りました。
ハワイ島では移動中に天候が目まぐるしく変わり、何度も虹に遭遇しました。ダブルレインボウも見ることが出来、観光ポイントは外したけれど、私たちはホノカアと広大な景色を満喫出来たので大満足。「ハワイ、ハワイ~…」は「つきのにじ」というホノカアボーイの挿入歌の一節。

大勢の人が愛してやまないハワイ、一度は行ってみたいと思っていたハワイに行き、他の人たちと同様に魅せられ夢中になりました。
帰国後、次に海外に行くときは、次女に睡眠導入剤を飲ませて機内で睡眠がとれるようにしようと長女と話し、主治医に報告すると、メラトニンというホルモンの分泌を促すことで睡眠を誘う薬があるとのこと。主治医には念のため、英語の処方箋を出してもらっていましたが、睡眠についても事前に相談しておけばよかったと、反省したのでした。